エンディングノートって

遺言書のような法的な拘束力はありません。
しかし、自分の考えや想いをメッセージとして残せる手段の一つとして、近年人気を集めています。
終末医療、お葬式に関しては、遺言書だと開封が間に合わないことがある為
エンディングノートに希望を書き残される方が増えています。

種類と選び方

🍀どんなことを書いたらいいか分からないという方は・・・
イラストや注釈で、書き方まで説明が載っているものがおすすめです。

🍀自身の想いや大切な方へのメッセージなどをたくさん残したいという方は・・・
自由に文章を書けるフリースペースが多いものがおすすめです。

🍀家族が困らないよう、必要なことをシンプルに伝えたいという方は・・・
ページ数の少ない、シンプルなものがおすすめです。

注意点
エンディングノートを書き終えたらご家族に保管場所を知らせておきましょう!

大事なのは自分に合ったノートを選ぶことです。

準備書類・亡くなった後の手続き

準備しておく書類

▪健康保険証
▪年金手帳
▪被介護保険者証
▪生命保険や火災保険などの証書
▪預貯金の通帳や金融関係の書類
▪印鑑土地家屋の登記簿

死亡後に必要になる手続き

▪死亡届
▪戸籍・住民票
▪健康保険・社会保険など
▪各種受給申請
▪年金関係
▪労災・雇用保険
▪所得の確定申告
▪扶養控除

相続手続き

▪遺産分割協議・相続
▪所有権移転登記
▪特許・商品等の相続
▪株式・債権の名義変更
▪相続税

勤務先手続き

▪勤務先退職・退任
▪営業許可
▪所属団体・クラブの脱会届

金融機関手続き

▪生命保険・簡易保険など
▪住宅ローン
▪クレジットカード返却・精算
▪公共料金の変更
▪相続した預貯金
▪損害保険の名義変更
▪貸付金・借入金

その他

▪各種会員権の変更
▪電話の名義変更
▪携帯電話の解約
▪賃貸住宅契約の名義変更
▪借地借家契約の名義変更
▪運転免許証返却
▪公共支給物の返納

相続手続きのおおまかな流れを知ろう

▪相続人の調査方法は戸籍集め
▪肝心な相続財産の調査での遺産を把握
▪調査できたら相続放棄等か遺産分割かの決定
▪分割協議書を使っての預貯金の相続手続き
▪法務局で不動産の名義変更